バイヤーが商品を供給してくれるメーカー(サプライヤーとも言います)の方々と商談に臨み、「こんな商品はないか。ないならつくれないか」「これぐらいの売価で店頭に並べたいが、上代(仕入値)はいくらにできるか」といった交渉・折衝を重ねることで、コーナンの店頭に商品が並ぶことになります。

交渉・折衝のプロセスにおいては、商品の物流面も課題となります。どんな物流ルートを構築すれば、より効率的に店舗への配送が可能になるか。商品流通部では安定して商品をお客様にお届けできるよう、流通システムの構築も行っております。ですのでバイヤーは、担当カテゴリーの商品についての知識や相場観などはもちろん、物流システムに関する知識やノウハウなども業務を通じて習得できる、ということです。

商品流通部の最近の取組みとして、社内の女性従業員の声を商品開発に活かそうという「ボイスミーティング」の実施が挙げられます。当社の店舗にはたくさんの主婦の方が勤務されておりますので、普段既存の商品に感じている悩みや要望を伝えてもらった結果、手入れも簡単でお料理が楽しくなるデザインのフライパンが誕生しました。

コーナンでは現在、プライベートブランド(PB)商品の比率を上げようと進めており、各バイヤーはこの方針に協力いただけるメーカーの開拓や商談に臨む機会が増えています。
また、近年は若手バイヤー・女性バイヤーの登用も進めており、より多くのお客様にご支持いただける商品開発に取り組んでおります。来店されるお客様にとって「コーナンにしかない」「コーナンならでは」と感じていただけるような商品ラインナップの実現に向け、これからも日々努力を重ねていきます。