販売促進チーム チームリーダー
大学時代のアルバイトを通じて「人と接する仕事の方が向いている」と判断。
大学の学園祭の屋台づくりで「カーペンター」と呼ばれた腕前を活かせると思い、入社。
物事を多角的に見る視野が身についた。
実は私、入社してから一度も店舗勤務がありません。厳密には現在の部署で店頭に立つ機会はあるのですが、いわゆる「店舗配属」という経験がないのです。他の同期はみんな店舗配属になって、「発注が大変」などと「店舗あるある」な会話ができるのですが、自分には実感がないからできない。入社当初はそれがコンプレックスだったのですが、入社5年目くらいの頃に当時の人事部長から「君の業務は理解しているし、やっていることはちゃんと見ている」という主旨の話をされた事をきっかけに、コンプレックスを感じることはなくなりました。今になって振り返れば、私は他の同期が経験してないことを経験できたし、本社のさまざまな部署を経験することで物事を多角的に見る視野が身についたように思っています。
正反対の職務を経験して身についたこと。
入社当初は営業部に配属され、店舗の売上げが上がるように、部門単位で売場の拡縮を実施するという役割を担いました。その後、商品部（現在の商品流通部）へ異動してバイヤーの作成した棚割通りに売場がつくられていない原因を店舗に行って調査する業務を担当。正反対の役割を担う部署を経験することで、相手の立場になって物事を考えるクセがついたように思います。それから店舗企画部（現在の開発部）で売場のレイアウトやゾーニングについても学ぶ機会もいただきました。さらには全店を対象にアウトソーシング（人材派遣）を利用した売場の拡縮方法を他業態から学ぶために視察する、という経験もさせてもらいました。
こうした経験が、その後に配属となったリフォーム営業部でのバイヤーという職務で、お客様に興味・関心を持ってもらえる商品ラインナップを考えることに活かせたように思います。
利用者増加中の「D.I.Y.LABO」。
現在は、コーナンの約30店舗で展開する「D.I.Y.LABO」というサービスを統括・展開する役割を担っています。「D.I.Y.LABO」とは、コーナンの店舗でお客様がDIYを体験できる「スペースと工具レンタル」を無料で使えるサービスのこと。ホームセンターの強みを活かす。「モノ売りではなく、知識や経験を提供する」今までにない取組でした。また、従業員が講師となってお客様と一緒に行うワークショップ（木工教室）も好評で、女性の初心者ＤＩＹerも数多く参加頂けるようになりました。
こうして、今までにないサービスが、今までにないお客様へ提案できる事を体感。2店舗目からは「もっと大きなスペースでサービスを提供したい」と提案し、実現。現在では多くのお客様が店内で資材を購入して「D.I.Y.LABO」をご利用になっており、これを近い将来にサービス展開店舗を50店舗にしたいと考えています。
チャレンジャー求む。
「D.I.Y.LABO」の目的も「DIYの面白さを知らないお客様に面白さを知ってもらおう」、という新しい試みです。同時に「D.I.YLABO」の運用を担当するスタッフの教育にも取り組んでおり、知識と経験を体感できる身近なホームセンターを目指しています。ホームセンターには、ＤＩＹの他にＧＲＥＥＮの商品も豊富に取り揃えています。広くて深い、初心者も経験者も楽しめるホームセンターとしてのチャレンジはまだまだこれからです。
コーナンは、2018年4月から、公式ブログ、Facebook、Instagramもスタートさせました。目的は「若年層・ニューファミリー」の新規ユーザー獲得です。
同世代のお客様が「知りたい・知ってほしい」事を毎週発信する事で、もっとお客様に身近な存在になれると思っています。
店舗からも、ＷＥＢ上からもお客様に「あなたにぴったり」を提案する。
コーナンはそんなチャレンジができる会社だということを、私は皆さんに知ってもらいたいと心から願っています。
経験職種
・営業部
・商品部（現在の商品流通部）
・店舗企画部（現在の開発部）
・リフォーム営業部
・販売促進部 販売促進チーム チームリーダー
